サイトのアクセス数が増えるにつれ、サイトの表示速度低下。
このままではサイトの評価が下がると危惧した私。
面倒ながらサーバー移転しました。
ロリポップのチカッパプランから、wpXレンタルサーバーへ移行です。
ワードプレス超初心者の私には、
トラブルまみれで、スーパー複雑だったので覚え書き。
・・・1週間くらい費やしました。
多少意味不明でも、ご了承下さい。
サーバー移転の方法は、皆様ネットで書いてるから簡単だよ・・・
なんて事、全然なかったから。
移転先の新サーバー(wpXサーバー)の申込み
ワードプレス専用で高速のサーバー「wpXレンタルサーバー」は、
Xサーバーとは別のサービス(別アカウント)となる模様。
「14日間は無料」って訳なんでとりあえず申込み。
サーバーID、パスワード・・・メモメモメモ。
移行前サイトのデータをダウンロード。バックアップを重ねる俺。
移行するにあたって必要なデータは、
「データファイル」と「データベース」の2種類のデータが必要。
- データファイル:画像(jpg)、システム・テーマ・プラグイン(php)
- データベース:投稿本文(テキスト)、設定データ(ウィジェット、テーマ、プラグイン)
「データファイル」は、FTPソフトでダウンロードする。
「データベース」は、レンタルサーバーの「phpMyAdmin」でエクスポートする。
FTPソフトでダウンロードしてコピーして終了・・・とか思ってたんだけど、
記事やカテゴリー、タグなどの投稿データは、
WordPressの「データベース」に保存されてんのね。
FTPでコピーできる部分を、
新サーバーで、そのまま置換しても使えないってワケ。
Windows(OS)を、別PCにそのままコピーしても使えないみたいな感じかな?
ロリポップのバックアップオプションに申し込み。
けっこー不安なんで、バックアップも重ねます。
メインサイトのデータぶっ飛んだら、職を失います。
考えたくも無いので、慎重に慎重を重ねる。
プラグイン「BackWPup」使ってるけど・・・使い方も不明だし。爆
よって、移転前のサーバー(ロリポップ)の、バックアップオプションに申し込みました。
10日間は無料なんで、無料のウチにサーバー移転してオプション解約です。
ロリポップのバックアップオプションで、やってくれる事。
(1)Webサーバー、データベースサーバーのバックアップ
(2)バックアップファイルのダウンロード
(3)復元機能(Webデータのみ)
ちなみに、即解約(自動更新解除)しても10日間は無料で使えました。
さすがに無料お試しは、1回しか使えないけどね。
サーバーデータをダウンロード。FTPソフトでドラッグするだけ。
デスクトップに適当にフォルダ作って、
サーバー上のデータを全てダウンロードコピー。
FTPソフトで、移転前のロリポップサーバーのファイル全選択して、
ドラッグでダウンロードするだけ。
私はデスクトップに、ロリポップフォルダ作って、データ保存しました。
FTPソフトは、メジャーなFFFTP使ってます。
データ容量が多いとエラーが出る可能性がある・・・
っていうのを頻繁に見かけたけど。
私の場合は、何度やっても問題無かった。
エラー出る場合は、数回に分けてデータダウンロードを試すと良いってよ。
ロリポップで、FTPソフトの設定方法。
→各種FTPソフトの設定方法 / ホームページ / マニュアル – レンタルサーバーならロリポップ!
ロリポップで、FFFTPの設定方法。
→Win FFFTPの設定 / ホームページ / マニュアル – レンタルサーバーならロリポップ!
データベース(WordPress)のダウンロード。
続いてワードプレスの核となる部分、データベースのダウンロードをします。
「WEBツール」→「データベース」より。
「操作する」を選択。
次の画面で「phpMyAdminを開く」をクリック・・・の前に。
ユーザー名、パスワード、サーバー名を確認しておきましょう。
※私はここで手こずりました。
続いて「phpMyAdmin」のログイン画面。
1つ前ページのユーザー名、パスワードを入力。
サーバーも、1つ前ページで表示されていたサーバーを選択しましょう。
ログイン後、サイドバーから「information_schema」では無い、
先ほどの「サーバー名の方(LAAxxxxxxxx)」を選択し、「エクスポート」タグを選択。
「エクスポート方法」で「詳細」を選択。
「テーブル」で「全選択」をクリック。
「生成オプション」は、全てチェック。
「出力」も特にいじらず。圧縮もしませんでした。
容量多いとエラー出る様なので、圧縮「zip」推奨って方が多いみたい。
ちなみに、ワードプレスの管理画面からもデータベースエクスポート出来ますが、
これは、完全コピー(ダウンロード)できないみたいなので・・・
レンタルサーバーの「phpMyAdmin」で、エクスポートしまっしょい。
移転先のwpXサーバーで、ワードプレスのデータベース(MySQL)を作成。
移転元のサーバー(ロリポップ)で、
「データファイル」と「データベース」をダウンロードできたら、
続いて、新サーバー(wpXサーバー)側でも準備をします。
ドメインを登録→ワードプレスインストールって感じです。
メール認証する為に、admin@ドメイン名のメルアドを作成する。
ワードプレス(MySQL)をインストール・・・の前に、
ドメインを追加しておかなければ、ワードプレスインストールできない。
ドメインを追加するには、ドメイン認証が必要。
私はメール認証を利用しました。
ドメイン認証は「admin@ドメイン名」 or 「webmaster@ドメイン名」のみ対応。
メール認証の方法
追加されるドメインの指定メールアドレスに対して認証IDを送信いたします。
送信された認証IDをご確認いただき、パネル内にご入力いただくことで認証を行います。
認証用に利用できるメールアドレスは下記となります。admin@ドメイン名
webmaster@ドメイン名
設定手順
- 1) 承認に使用するメールアドレスを作成します。
※メールアドレスは現在ドメイン利用しているサービスで追加してください。- 2) 追加するドメイン名を入力し『認証メール送信』をクリックします。
- 3) 送信されたドメイン認証メールの本文にある【認証ID】を確認します。
- 4) ドメイン追加の「メール認証」を選択し、認証IDを入力してドメインを追加します。
※参考→マニュアル – ドメインの設定 / WordPress専用の高速クラウドサービス wpX(ダブリューピーエックス)クラウド
というわけで、
移転前のロリポップで「admin@ドメイン名」のメルアドを、作成しておきます。
「メールツール」→「メール設定」より、「新規作成」で作っておきましょう。
新サーバーwpXサーバーにドメインを追加する。
ドメイン認証用のメルアドを作ったら、wpXでドメインを追加します。
「サーバーの管理」→「ドメイン管理」→「ドメイン追加設定」
「メール認証」で、ドメイン名を入力して、
「admin@追加ドメイン名」を選択→「認証メールの送信(確定)」をクリック
ロリポップの「ロリポップ!webメーラー」で、認証IDの確認。
再びwpXで、「ドメイン名」入力、「メール認証」にチェックして、
届いた「認証ID」入力すれば、無事ドメイン追加されます。
ワードプレスのデータベース(MySQL)のインストール
ドメイン追加したら、ワードプレスインストールします。
エックスサーバーで、ワードプレスインストールした時と一緒。
→エックスサーバーにWordPress(ワードプレス)をインストールする方法。 | アフィリエイト保育園
ワードプレス移転する為に、ワードプレスをインストールしておくだけなので、
WordPressIDとかは、実は適当でも問題無いっぽい。
移転前と違うIDとか、ブログタイトルにしてみたけど、
データベース上書きしたら、移転前の情報に変更されたから・・・。
アップロードする為に、FTPアカウントの追加
wpXサーバーでは、FTPソフトを使う為、
事前にFTPアカウント設定をする必要があります。
知らなかった私は、ここでも時間を喰った。
wpXサーバー管理パネルの「WordPress一覧・設定」より、「設定」画面を開く。
「FTPアカウント設定」で設定できます。
詳しくは→マニュアル – FTPアカウント設定 / WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)
注意すべきは、「全てのファイル・フォルダにアクセスする」にチェックを入れる事。
チェックを入れないと、wp-content内しかアクセスできません。
サーバー側でFTPアカウント設定したら、
FTPソフトで、wpXサーバーにアクセスできる様にしておく。
FFFTPの場合の設定→マニュアル – FFFTPの設定 / WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)
FileZillaの設定→マニュアル – FileZillaの設定 / WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)
wp-configをテキストエディターで書き換える。
wpXへのFTPアップロードする前に、wp-config.phpだけ書き換えが必要です。
ロリポップのサーバー情報となったままだと、エラーになります。
書き換える項目
- DB_NAME – データ ベース名
- DB_USER – データベース ユーザー名
- DB_PASSWORDp – データベース パスワード
- DB_HOST – データベース(MySQL)のホスト名
ロリポップのデータベース情報を、wpXのデータベース情報に書き換えです。
※必ずテキストエディター(上記はTeraPad)で編集しましょう。
入力すべきサーバー情報が分からない場合、
FTPソフトで、wpX内のwp-config.phpを開けば、確認できます。
wp-config.phpは、一番上の階層にあります。
データファイルと、データベースのアップロード&上書き。
FTPソフトで、データファイルを全てアップロードして上書きする。
ダウンロードするときの逆の作業。
私の場合は、デスクトップのフォルダから、FFFTPにドラッグして上書き。
小一時間はかかりました。気長に待ちましょう。
続いて、データベースを移行します。
wpXサーバー管理パネルの「WordPress一覧・設定」より、「設定」画面を開く。
「データベース管理」の項目から「phpMyAdminへのログイン」をクリック。
ログイン後、サイドバーから「information_schema」では無い方の、
サーバーを選択し、データベースを表示させる。
全てのデータベースを選択し、
全て削除してまう。
新サーバーのデータベース空っぽにしたら、
移転前サーバーのデータベースをインポートする。
「インポートタグ」より、先ほど保存したデータベースファイルを選択。
他は、特に設定変更せず「実行する」で終了。
私はデータベースを削除してから、アップロードしたけど・・・
削除しなくても良いのかな?
同じドメインの新しいサーバーにアクセスする為「hosts」ファイルをいじる。
移行作業が完了したら、動作確認をします。
移行したドメインを、ブラウザでそのままURL入力しても、
以前のサーバー(ロリポップ)にアクセスしてしまうので、
同じドメインで、新しいサーバー(wpX)の方にアクセスする設定をします。
正直意味不明でしたが、これかなり苦戦しました。
自分のPC側で設定する必要があります。
※私はWindows8を利用してます。
まず、wpXの管理画面で、サーバーのIPアドレスを確認。
「サーバー情報」→「サーバー基本情報」で確認できます。
IPアドレスを確認したら、PC側でhostsファイルを編集します。
Windows8で、hostsファイルの場所を検索したところ、
「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」にありました。
※Windows7、Vista、XPの場合も同じ場所の様です。
「hosts」ファイルの編集
「hosts」ファイルをテキストエディタで開き、最下部に新しい行を追加します。
「サーバーIPアドレス + (半角スペース) + ご利用ドメイン名」と入力をして、上書き保存してください。例)192.0.2.0 example.com
ご利用サーバーのIPアドレスは、管理パネル内の「サーバー基本情報」にて確認が可能です。
→よくある質問 – WordPressの移転 / WordPress専用の高速クラウドサービス wpX(ダブリューピーエックス)クラウド
hostファイルを開いて、
「サーバーIPアドレス + (半角スペース) + ドメイン名」の一行を追加するだけ。
terapadで書き換えしようとしたところ、
「他のプロセスにより書き込みが禁止されている可能性があります。
書き換え禁止をセットしました。」というエラー。
結果、テキストエディタを「管理者として実行」で編集できた。
※terapadでも管理者として実行すれば編集できる模様。
注意点としては、テキストファイルとして保存しない様に。
ファイルの種類は「すべてのファイル」にして、文字コードは「UTF-8」です。
これで、新しいサーバーへアクセスしてくれます。
無事新しい方のサーバーで動作確認できたら、
hostsファイルを元の状態に戻して、上書き保存です。
追加した最後の一行を消し忘れない様に。
ドメイン側でネームサーバーの書き換えをする。
新しいサーバーで無事動作が確認できたら、
ネームサーバーの書き換えをして終了です。
私は、ムームードメインを使っていたので、
「ドメイン管理」→「ドメイン操作」→「ネームサーバー設定変更」
wpXネームサーバーの設定
- ネームサーバー1:ns1.wpx.ne.jp( 157.112.145.232 )
- ネームサーバー2:ns2.wpx.ne.jp( 120.136.10.243 )
- ネームサーバー3:ns3.wpx.ne.jp( 210.188.201.244 )
→マニュアル – ネームサーバーの設定 / WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)
こんな感じ。
反映されるまで、最大で2~3日かかるって言われたけど・・・
私の場合は、短時間で新サーバーに移行された様です。
数時間後に確認したら、既に新しいサーバー側へのアクセスとなってました。
※移転前とテンプレのデザインを少し変えて、確認した感じです。
新しいサーバーで、メールアドレスの設定をする。
サーバー移転したら、
移転前のサーバーで作ったメルアドと、同じメルアドを作っておきましょう。
一時的でも、メール使えなくなったら困りますからね。
Q.サーバー移転中のメールの受信方法はどうすればいいでしょうか? A.ネームサーバー変更後は一定時間(数時間~48時間)を経て、徐々にサーバーが移転されます。
この期間は新旧どちらのサーバーでメールが受信されるか予測ができないため、両方のサーバーでメールを受信できるように設定を行っていただく必要があります。
- ■旧サーバーの設定
- メールソフトなどで受信を行われている場合、旧サーバーのアカウントの設定は削除せずそのままの状態でご利用ください。
- ■弊社サーバーの設定
- サーバーパネルのメールアカウント設定から、これまでご利用いただいていたメールアドレスを作成し、メールソフトに弊社のアカウント設定を追加して下さい。 詳細はこちらをご覧ください。
重複で設定して移行するんだね。
イマイチドメインの仕組みがわからん。
サーバー移転はSEO的に何の問題も無いみたいだけど・・・。
サーバー移転で、サイトのIPアドレスは変わる。
SEOに影響あったら、どうしましょ?
ってのが不安だったんだけど、
鈴木謙一様のブログでも大丈夫って言ってます。
→サーバー移転するときの注意点 ~ DNS編 | 海外SEO情報ブログ
マットカッツ氏の回答なんで、間違いないでしょう。
って事は、IP分散とかも意味無いっぽいね。
上手い事引っ越しできなくて、
サイト表示できない期間があれば、SEOへの影響はあるだろうね。
SEOもそうだけど、アフィリエイト報酬への影響は計り知れない。
スムーズなサーバー移転を心がけましょう。
しっかりと反映されるまで、数週間かかる事もある様なので、
引っ越し終了で、
即座に元サーバーの解約や、データを削除しない様、気を付けましょう。
P.S.
本当に年内に終わってよかったぁ~。
wpXレンタルサーバー への移転の結果、
表示示速度は、体感できる程早くなりました。
悪く無いです。
Xサーバーも契約してますが、
比較すると、やはり早い感じビンビンです。
ワードプレスの時代、これメインサーバーでも悪く無い。
エックスサーバーと管理画面が全然違うので、
エックスサーバー慣れしてる人は、最初ちょっと戸惑うかも。
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